IPhone IPad IPad touchで多言語問診ができるようになりました!!!

担当 前田

 

app storeへの登録、アプリケーションの審査を経て、やっと、app storeでの無料公開がはじまりました!!!

 

この一般向け無料公開に合わせて、これまで

名前が分かりにくい!名前を見てもなにができるかわからない!

とのコメントを受け、多言語問診システムM3に「病院のお助けぷち通訳(多言語問診M3)」と愛称をつけました!

 

患者さんが使ってもらえるキーワードを入れ、一般公開に向けて広報していきたいと思っています。

 

AUからandroidのスマートフォン、IS03も発売され、android版ともに早急に公開できたらと思います。

 

iPhone版「病院のお助けぷち通訳」は、細かいシステムの修正や、利用状況を見ながら、今後は有料版にむけて、開発を進めていきます。

 

入院・看護場面の多言語支援に向けて

 また、androidでは、入院・看護領域の会話を多言語でサポートする「ナースのお助けぷち通訳」というシステムを開発しています。

 

 入院など、病院に長期的にいる患者さんについての多言語の支援は、通訳者が病院で通訳をやっていられる時間は限られているため、これまで私たちの医療通訳派遣事業でもなかなか対応できなかった場面です。

 

 しかし、長期的に病院にいなければいけないからこそ、少しでも自分の言語でコミュニケーションをとれたら、患者さんのストレスは軽減されるのではないかと考えています。

 

 このシステムは、外国人の患者さんに伝えたいフレーズを検索し、確定すると、それに対応する多言語が表示されたり、その表示されたフレーズを音声で読み上げる機能があります。

 

 音声は、合成音声なのですが、ネイティブ話者もびっくりの発音で読み上げます!!

また、伝えたいフレーズを検索する際、手入力で文字を入れたり、音声、場面から検索ができるのですが(1つ目の写真参照)、多言語の対応で困るのが入力方法です。

 

 英語、日本語までは通常日本のパソコン、携帯電話で入力できますが、中国語話者の患者さん、韓国朝鮮語語話者の患者さんが手入力でキーワードから検索がしたい、というときは、設定が非常に困難でした。

 今回のシステムではアルファベット・日本語以外の言語も簡単にキーボード切り替えを行い、入力できます。(2つ目の写真参照)。

 

 技術の進歩はすごい!!!!といつも驚きながら、これらの技術を少しでも多く、多言語の支援に役立てていきたいと思っています。

 

 この「ナースのお助けぷち通訳」はまだまだ開発が始まったばかりですが、これから徐々にみなさまにお伝えできていけたらと思っています。ここでシステムのすべてをお見せすることができないのですが、ぜひ、事務局にお立ち寄りの際は、ご覧下さい!!

 

記事担当:前田