医療通訳の実学・実技・実践

ー通訳者のためのトレーニング・ガイドー

クリスマスに発刊しました!!!!!! 


医療通訳の実学・実技・実践 」は、2010 年10 月に完成した、この「基準」に従って、当センターの7 年にわたる医療通訳者の養成と派遣を通じて培ってきたノウハウを再整理し、まとめたものです。医療分野で外国人の支援を行っている通訳者やこれから医療通 訳者になろうと志している方々を対象に、医療通訳者として必要な知識や技術、倫理について、基本的な内容の提案を行っています。

 

発刊してみて

印刷部分をのぞいて、本文、校正、DTPデザインまで全部センタースタッフで作成した手作りテキスト本です。8月の基準作成、11月の報告書、12月の書籍発行怒濤のスケジュールでした。この3ヶ月間ほとんと報告書と書籍作成、校正三昧の毎日でした。夢の中でも毎日校正していました・・・いつも「勢い」で企画してしまい、首を絞める傾向があるのですが今回はちょっとスケジュールがタイトでした・・・・

 

書籍の内容はこれまでのセンターで実施してきた養成講座のプログラムをベースにまとめ、さらに必要をおもわれる項目を新たに加え、全186頁にもわたる大作(センターとしては)となりました。また専門的な部分や巻末資料では、これまでセンターの医療通訳の事業に協力してくださった医療関係者の方、通訳の方の協力を得つつ作成いたしました。

 

 書籍作成中は本当に大変でしたが・・・(肩がこるわ・・・頭は痛くなるは・・・)

発行を通じて気づいたことはテキスト化する課程の中、医療通訳に何が必要であるか、どのように学ぶのがよいのか、演習や押さえたいポイントがさらにクリアになりました。

また、1冊に書籍を発行するにはその数倍の知識が必要であるということも気づかされました。本当に書籍発行にあたってたくさん調べましたし、毎日勉強しました!

特に医療保険制度や社会福祉制度は、一部変更になっていたり、改変されているものあり、再度内容を確認することができました。

 

作成あたってアドバイス、監修をしてくださった医療従事者の皆様、通訳者の皆様

書籍化の提案と内容の構成を提案し、テキストのプロットを作成してくれた中本さん

なんども校正してくれたスタッフのみんな、そしてセンターの医療通訳派遣に関わってくださった総てのみなさまのご協力と知の蓄積、誰1人欠けてもこの書籍はできなかったと思います。

発行に際しまして、すべても皆さんにこころより感謝申し上げます!!

センターにとっても嬉しいクリスマスプレゼントになりました。


皆様本当にありがとうございます。

 

記事担当:重野


内容  B5版 全186頁 定価2000円(送料別)


第1部 医療通訳への道
第2部 医療通訳に必要な知識、技術、倫理
第3部 場面から学ぶ(ロールプレイ)
第4部 医療通訳の現状と課題
巻末資料集(問診票、人体図、同意書例、症状用語集、医療用語・・・)

 

目次をちら見する

本テキストの対象

本テキストは、医療通訳者にとって必要と考えられる基本的な知識や技術、倫理(心
得) について、医療通訳者を養成する団体が開催する講座で活用できるよう、または
医療通訳を目指す通訳者が独学である程度まで学べるよう構成しています。

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