報告:宮地友美子(外国人ママのための医療通訳派遣事業 事業コーディネイター)
10月15日スタート
外国人ママのための中国語での専門医療通訳者養成課程(妊娠・出産期)
講座のおすすめポイント
Point 1 即戦力を身につける養成内容!
現場で活動するために必要な知識と技術を全11講座(1講座2時間)にわたって各専門家が丁寧に指導します。
Point 2 専門医療通訳者の認定資格がもらえる!
養成課程を全て修了し、専門医療通訳者選考を通過すると多文化共生センターきょうとの専門医療通訳者として認定します。
Point 3 医療通訳を仕事に!
認定者を対象に1月よりセンターが実施する「外国人ママのための医療通訳者派遣事業(中国語)」において、有償で通訳依頼を受けることができます。(インターン期間あり)
講座の内容 はこれ!! 豪華な講師陣でお送りします! 2010年10月15日~11月19日 毎週金曜日 10時~15時 |
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講師 (敬称略) シャオチェン ラジオパーソナリティー・会議通訳者 鞠 錦 医仁会武田総合病院 産婦人科医 横田和昭 第二足立病院 産婦人科医 上領孝枝 京都市保健福祉局保健衛生推進室保健医療課 谷口知子 有限会社キュアリンクケア(キュリカ)代表・看護師 大野雅樹 京都女子大学発達教育学部児童学科教授・小児科医 重野亜久里 多文化共生センターきょうと代表 高嶋愛里 看護師・保健師・医療通訳コーディネーター 他 ※日本で出産経験のある外国人ママをゲストスピーカーに招く予定です。 |
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京都市内の中国人妊産婦を対象に、病院や行政機関で診療や助成制度の手続きを助ける中国語の医療通訳の養成に、下京区のNPO法人「多 文化共生センターきょうと」が10月から乗り出す。市内の中国人居住者が増え続ける一方、医療や行政側に中国語を話せる人材が少ないミスマッチを解消する 狙いだ。
同センターは市内4カ所の病院に限って中国語の医療通訳を派遣している。昨年度は、英語などを含めた派遣約1600回のうち、9割以上を中国語通訳が占めた。
新たに養成する中国語の医療通訳は、妊産婦の要望に応じた医療機関をはじめ、出産費用や乳児にかかる医療費の軽減制度を利用するために区役所窓口などへ帯同する。通訳には時給1500円と交通費を支給する。
10月15日からの毎週金曜に計10回、同区のキャンパスプラザ京都で、母子保健の制度▽出産に関する医療の知識▽診療時や行政窓口での手続き-などについて実技指導を交えて講義した後、試験を課す。合格者を、来年1月から通訳として現場へ派遣する。
同センターの重野亜久里代表は「専門性の高いプロの人材を養成し、国際結婚や就労、留学などでこれからも大きくなる中国語医療通訳へのニーズに応えたい」と話している。
日本語と中国語で日常会話をできるのが受講の条件。料金は、30日までに申し込むと1万円。定員25人(先着順)。同センターTEL075(353)7205のホームページから申し込む。