報告　前田華奈（ICTを活用した多言語医療支援事業）

前回のニュースレターでは、多言語web問診（web版M３）の公開をお伝えしました！その後ご覧いただけましたでしょうか？
→http://www.tabunka-kyoto.org

是非、ご利用いただいた際のご感想など、ぜひセンターまでお送り下さい！

現在、この問診システムをiPhoneなどのスマートフォンで利用できるよう、iOS(iPhone OS)とandroid OSでの開発を進めています！！

年内には、App storeやandroidマーケットでの発売を予定しています。

試作品を医療通訳の養成講座やイベント、学会などに持っていき、参加者に利用して頂きながら、細かい修正をしていますが、とても好評です！！

３００円前後での販売を予定していますが、実際に利用して頂いた方からは、
「いつから発売ですか？１０００円以内であれば買います！」と高値をつけていただき、予想以上の反応に、うれしく思っています。

スマートフォンと呼ばれる多機能携帯電話は、携帯電話の市場全体と比較すると、日本ではまだまだシェアは大きいとは言えません。

しかし、アメリカを中心に、世界的には台湾のメーカであるHTCやモトローラなど、androido OS搭載したスマートフォンを中心に、爆発的な広がりをみせているようです。

新しい分野のため、端末やOSの選び方に試行錯誤していますが、スマートフォンの持ち味である、携帯性、開発のしやすさ、高機能であること、だれでも購入 が可能であることなどを生かして、今後多言語web問診以外にも、多言語の支援を展開していきたいと考えています。