ナースのためのぷち通訳に新たな機能が!


言いたいことを次々再生します

このシステムは、入院している外国人患者への看護師からの指示を多言語で行う、というシステムですが、一つ一つ、患者さんへの指示を探して、伝える、というのは手間がかかる、と思うこともあります。特に、一連の動作を伴う指示の場合はひとつづつ用例を探していては作業が進まないため、もっとスムーズにできないか、という声がありました。

 

そのため、発話の順番に番号を付け(左上)、「翻訳」を押すと、番号を付けた用例全てが翻訳され、連続してぷちナースが発話する、という機能を作りました。

よくある指示の流れは、事前に組み合わせを作っておき、保存することも可能です。

 

この機能を使った看護師からは、言いたいことが一気に言える!と好評です。


患者さんからの訴えを日本語に翻訳

これまで、「ナースのためのぷち通訳」は入院場面で、看護師から患者さんへの指示を多言語にする、というアプリでした。

 

現在、新たに患者さんからの訴えを、ナースに日本語で伝える、という機能を作成中です。

(右下、「患者応答」から使えます)

 

すでに京大病院、公立甲賀病院、長浜赤十字病院、済生会滋賀県病院で利用は始まっていますが、2〜3月にかけてシステムを順番に新バージョンへ変更していく予定です。

 


M3 for iPhoneに言語が追加されました

M3 for iPhoneがバージョンアップ!

これまでの、英語、中国語、ポルトガル語、韓国語、インドネシア語、日本語、やさしい日本語の7言語に加え、ロシア語、スペイン語の2言語でも使えるようになりました。

 

ぜひ、ダウンロード、更新をお願いします!


ナースのためのぷち通訳・利用説明会

現在、ナースのためのぷち通訳は、4つの医療機関でご利用いただいています。しかし、単純なアプリなのですが、忙しい業務の間に試しに使ってみる時間はなく、いざ患者さんがこられると初めて使うアプリのために使い方が分からない、ということがありました。

 

そのため、病棟の看護師さんに来てもらい、アプリの使い方を説明する説明会を開催します。

 

◆スケジュール

1月30日 公立甲賀病院

2月22日 京大病院

3月4日 長浜赤十字病院

3月13日 済生会滋賀県病院