android:11795件 iOS:4296件(12月現在)
少しずつながら、ダウンロード件数は増えています。
これまでの中国語・英語・ポルトガル語・インドネシア語・韓国語・やさしい日本語・日本語7言語に加え、新たにスペイン語とロシア語の2言語の追加と、音声機能を搭載したバージョンを有償で提供の予定、と前回ニュースレターでお伝えしたのですが、準備と公開に手間取り、まだできていません。
iTune Storeの許可が下り次第、公開になる予定です!
今回、有償のバージョンも公開しますが、基本的に無償のバージョンと機能は変わりません。
音声機能があるか、ないかのみの違いです。
有償バージョンを公開するに当たり、多文化でも議論をしました。
M3は困ったときのための、いざ、というときのアプリです。医療に関わるアプリで、しかも「いざ」という時に、利用するアプリが、有料で、そのために使いたい人が使えなかったら…?
それでも、開発やメンテナンスには費用が必要です。
そこで、基本的な機能は無償で提供し、使って役になった人たちが、「寄付」のようなイメージで有償バージョンをダウンロードしてくれないか・・・?と思っています。
実際、このような形態で公開しているアプリはまだ、見つけたこともなく、どの程度「有償版」のダウンロードがあるかはわかりません。
この結果は、またニュースレター等でご報告できたらと思っています!!
来年度から、滋賀県の病院に導入が決まったぷち通訳です。
ナースの伝えたいこと、ナースが日々使っている用例を集め、整理し、翻訳し、アプリとして見せる、というところまではできたので、現在はナースの伝えたいことに対して、患者さんからの返答をどのような仕組みで返答をもらうのか、という検討をしています。
例えば、ナースの質問で、「アレルギーはありますか?」というものに対し、
患者さんから「卵」と、スマートフォンに向かって話してもらうのか、「卵」と、文字で入力で答えてもらうのか、「卵」「小麦粉」「えび」「そば」・・・という選択肢の中から、患者さんに選んでもらうのか・・・
全部の方法で答えることができて、その時自分がやりやすいもので答えたい!と素人ながら、思ってしまいますが、実は色々なことができすぎると、どうしていいか分からなくなってしまう・・・というのがシステムの不思議です。
今年度は実験的に、滋賀の病院で利用していただき、利用評価を基に、来年度の導入に向けて準備したいと思っています。
ただ、用例や言語が増えていくにつれ、データベースの混乱やチェックの抜けの恐れもでてきました。
システムの裏側、利用者に見えない部分でのデータの整理や、データ整理のためのシステムの構築も考えなくてはいけないと思っています。
見えない部分で、地味な作業ではありますが、一つ一つをきちんと整備し、よりよいアプリになっていけたら・・・と思っています!