◆派遣件数
派遣病院:医仁会武田総合病院、京都市立病院、京都桂病院、康生会武田病院
4~5月の合計(2カ月)
医仁会武田総合病院 219件
京都市立病院 25件
京都桂病院 10件
康生会武田病院 0件
合計:254件
◆現場報告 通訳コーディネイター:政宗
月に1回、あるいは2回武田病院医仁会に行って通訳者さんとお話する機会があります。また患者さんとの会話を傍聴させてもらうこともあります。中国語が理解できない私にとっては全く内容はわからないのですが、それでもいいコミュニケーションはできていることは双方の雰囲気から察すことができます。通訳者さんが患者さんと意思疎通を図ろうとする努力も、また患者さんが自分の言語で話せる安心感も十分伝わってきます。
◆研修報告 人材育成担当:高嶋
現在、通訳考査を合格した研修生は現場での病院研修を行っています。
今年度の研修生は1名(中国語)です。
現場での実施通訳研修を通して、一人で通訳が行える技術を身につけて、通訳者認定を目指しています。
研修生は病院研修も4回目が終了し、研修前半の目標である医療通訳業務の流れも把握できるようになってきました。
6月に研修前半期の中間振り返りを行いました。
中間振り返りでは、人材育成担当者と研修の振り返りを行い、研修の中で疑問に思った
ことに対するフォローや、当事業の通訳者としての業務規約についての確認を行いました。
後半研修に向け、研修内容の充実のためにリニューアルした研修生用の研修書類の説明も行いました。
また、研修生は振り返り会の後に、定期開催の通訳の交流会に参加しました。
研修生は初めて会う通訳スタッフもおり、自己紹介をしたり、通訳者間の交流が行えました。
交流会では医療通訳者としての勉強方法や通訳現場での患者さま対応で通訳者が気をつ
けていることなどの話を聞けるなど、忙しい現場では充分に聞けないことも、ゆっくりと聴ける機会となりました。
後半の研修は、診察室での通訳以外は通訳者と同じ業務を行い、様々な診療科の通
訳の経験を重ね、通訳業務が一人で完結ができることを目指していきます。
今回の振り返りを通して、後半の研修では当事業の通訳者としての姿勢や業務内容の理解を深めて研修していってもらえると期待しています。